看護師は職種に限らず需要が多く、医療業界の慢性的な人材不足の影響から引く手数多となっています。
こうした理由から、新天地を求めて転職を決断する人も少なくありません。
とはいえ、いくら需要があるからと言っても求人に応募をすれば必ず採用されるわけではないのが実情です。
そのため、事前に面接の対策をしっかりと身に付けておくことが必要になります。
まず基本となるのが身だしなみです。看護師は仕事柄、特に清潔感を求められる職業なので、まず最初にこの点がチェックされます。
業務中は看護服を着用するので面接の服装は関係ないと思われがちですが、服装で人間性を判断されてしまうこともあるので注意が必要です。
面接はスーツの着用、メイクはナチュラルにしてアクセサリーは前もって外しておくことで良い印象を与えられます。
そして面接の核となる大事なポイントが受け答えです。
転職という形で求人に応募をした時に必ず聞かれる質問の一つに退職理由があります。
この退職理由について答えるコツは、ネガティブな印象を与えないことです。
医療業界の退職で比較的多いとされる職場の人間関係、福利厚生への不満は理由として間違っていなくても、印象としてはあまり良いとは言えません。
これらはどこの職場でも起こりえることから、同じ理由で辞めるのではないかとあらぬ疑いを持たれてしまうことも考えられます。
退職の理由がネガティブな場合は、前向きに聞こえる表現に変えて答えることが面接を成功に導くコツです。